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[12.5] イスラエル・ハマス即時停戦を求める韓日米の学者・研究者声明

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Date
2023-12-05 11:04
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<イスラエル・ハマス即時停戦を求める韓日米の学者・研究者声明>

 

ガザは人類良心の最後の証である

今、ガザにおいてイスラエルによって行われている前代未聞の大虐殺で、人類は再び良心の岐路に立たされた。近代以降、知られているどんな残虐行為がイスラエル極右政権のこの虐殺劇に匹敵するだろうか。

ハマスのロケット弾攻撃から一ヶ月半が過ぎようとしている。11月16日現在、イスラエル側の死者は1,200人、その半分は軍人と警官である。ハマスのイスラエル民間人殺害と拉致は批判されて当然であり、私たちはハマスが拉致した民間人の即時解放を要求する。しかし、ガザ地区のパレスチナ側死亡者はその10倍近い11,667人であり、その半分が子供である。

イスラエル法によってイスラエルの刑務所に拘束されているパレスチナ人「人質」は、ガザ出身約4,000人、西岸地区1,900人以上、計6,000人以上であり、そのうち500人以上が子供であると言われている。パレスチナ側の犠牲者のうち、子どもの割合が高いのは、ガザ地区の全人口230万人のうち40%以上が子どもだからだ。すべての危険に子供や高齢者が最も脆弱であることを考慮すると、最先端の武器を動員したイスラエルの攻撃は、ハマスではなくパレスチナの子供たちに集中しているのだ。今、私たちはイスラエルが非武装の子供たちと戦争をしているという現実を目の当たりにし、言葉を失ってしまう。

パレスチナ側の行方不明者は事実上救助が不可能な状態であることから、イスラエルの無差別爆撃が始まって以来、子どもの死亡者は、死亡が確認された4,758人に子どもに行方不明者1,770人を加えて6,500人余りに達すると見るべきである。このように短期間にこれほど多くの子どもを虐殺した前代未聞の政権が、現在のイスラエルの極右シオニストである。

このようにイスラエルは膨大な量の爆弾を人口密集地に浴びせかけ、10分に1人の割合で子どもを殺害し、ガザを「子どもの墓場」にした。さらにイスラエルは、国連のパレスチナ難民救済機構はもちろん、寺院や病院、さらには救急車を破壊することで、ガザ内で生存のための逃避すら不可能な状態にした。パン屋まで爆撃の対象となり、住民は「血まみれのパン」で命を繋ぐ状況に追い込まれている。

すでに戦争前からガザ地区人口の70%は、自分の土地から追放された難民であった。イスラエルはまたもや彼らをガザ内の難民キャンプから強制追放している。イスラエルの当初の計画は、彼らをエジプトのシナイ砂漠にテント一つ与えて「放り込む」つもりだったという。しかし、エジプトなどが強く反発したため、この計画は現在まで不発に終わった。この過程で、数兆ドルに達するというパレスチナ・ガザ沖のガス田と油田を奪う計画も徐々に姿を現している。

イスラエルの行動はこれにとどまらない。ガザ地区に対する断電、断水、食糧・燃料・通信の遮断など、国際法で禁止されている「集団処罰」を課すことで、意図的に民間人全員の飢餓と餓死を強いている。同様に、禁止された武器である白リン弾を民間人に対して無差別に発射した。

現在、イスラエルは存在するすべての関連国際法、すなわち、国際刑事裁判所設立のためのローマ条約のジェノサイド条項、1949年ジュネーブ議定書の戦争犯罪、意図的殺人などの関連条項、その他現行国際法の国際武力紛争に関連する法と慣習などを意図的にそして無制限に違反している。それにもかかわらず、ここからさらに進んで、ガザ地区に対する核使用恐喝まで言及するまでになった。

米国は今、ガザ地区沖の東地中海に第二次世界大戦以来の最大規模の軍事力を展開している。4隻の空母を含む戦艦、核潜水艦など100隻をはるかに超える軍事力が配備されているのだ。米国は拡大抑止を掲げ、域内の関係国に一切の介入禁止を要求している。これは、イスラエルの極右テロ政権がパレスチナ人を「十分に多く」殺すまで、「動くな」と言っているのと同様だ。

また、米国は口先では「人道的停戦」を言いながら、片手では依然として超精密武器を際限なく供給し、「子供」殺害を幇助している。果たして、米国の言う「価値」外交と「ルール」に基づいた秩序とは一体何なのか問わざるを得ない。イランの核武装に対しては戦争辞さずと圧力をかけながら、イスラエルの核武装に対しては我知らずと庇う二重基準、その偽善と欺瞞こそ、米国の覇権と既得権の正当性を自ら崩すことであることを自覚し、バイデン政権は自国の軍事力を撤退し、イスラエルに即時の停戦を要求すべきである。

現在、人類は世界大戦を目前にしているような状況に追い込まれている。パレスチナの解放と自由は誰にも止められない定言的命令である。このすべての事態の最も深い原因は、イスラエル人種主義政権のアパルトヘイト、つまり人種差別と抹殺、56年にわたる軍事的違法占領と17年に及ぶガザ地区の無断封鎖にある。ハマスとイスラエルがしばらくの休戦を条件として人質解放を模索しているというニュースが聞こえてくるが、これで問題解決とならないことは明らかである。私たちは、パレスチナの完全な独立だけが問題の解決であることをよく知っている。そのためには、時限を定めた休戦ではなく、平和移行のための停戦を成立させなければならない。

米国と英国をはじめ、G7など「大西洋主義」政治エリートの破廉恥なイスラエル人種主義政権支持にもかかわらず、世界各国の良心的な市民が立ち上がり、戦争の中止と平和を要求し、さらにグローバル・サウスの少なからぬ国々がイスラエルとの断交を実践していることに、わずかに希望の種を見る。

以上の問題意識を共有し、ここに韓・米・日の学者、研究者たちは以下のように主張する。
  • 私たちはパレスチナの解放と自由を支持する。
  • 戦争を直ちに中止し、平和交渉を開始せよ。
  • ガザ地区への電気、飲料水、食糧、必須燃料の供給を直ちに再開せよ。
  • 米国は反人道的な介入を直ちに中止せよ。
  • イスラエルの戦犯および反人道的行為者を国際法廷に立たせよ。

2023年11月30日

韓米日学者研究者一同